ラ・メゾン・クレールは、那覇市久米にあるフランス料理店です。 |
那覇市久米のフランス料理店「ラ・メゾン・クレール1853」は今年6月25日、開業10周年を迎えます。店名にも記されている「1853」の数字。それは日本におけるフランス料理の歴史と深い関係があります。 1853年、黒船来航-。
ペリー提督率いる艦隊は浦賀に赴く前、実は琉球に寄航していました。ペリー提督来琉の際、首里城では歓待の宴が催され、そのお礼に琉球王府の役人が軍艦・サスケハナ号に招かれ、艦内でもてなしの晩餐会が開かれました。1853年6月28日(旧暦)のことです。
晩餐会の料理は同行していたフランス人シェフによるもので、歴史的にも公式の場で振る舞われた日本で初めてのフランス料理だと言われています。
そんな歴史に思いを寄せ、古きを大切にした琉球育ちのフランス料理を提供したいと2008年に開業した「ラ・メゾン・クレール1853」。ペリー来航から165年の節目に開業10周年を迎えるにあたり、サスケハナ号の晩餐会で振る舞われたフランス料理を復元する、特別イベントを開催します。
オーナーシェフの小林光栄は県内ホテルで勤めていた若かりしころ、師事していた料理長とともにペリー来航時の晩餐会料理復元に何度も携わった経験の持ち主。今回、ペリー来航時の資料とホテルでの経験をもとに、再び復元料理を披露します。歴史を味わうひと時をラ・メゾン・クレールとともに。
【日 時】6 月28(木) 19:00時 スタート
【場 所】La Maison Claire 1853 那覇市久米2-15-17(那覇商工会議所裏)
【内 容】
「フルーツパンチ」「干し鱈のブランダード」「海亀のスープ」「牡蠣と海亀のラグー」「雉のシャルトルーズ」「子羊のカレー」「鵞鳥のロースト」「バナナのベニエ」「クロッカンブッシュ」「ディプロマプディング」
その他、ペリー来航時の饗応料理を再現した前菜からデザートまで13品のコース料理。
※ペリー艦隊と饗応料理にまつわるミニトークもあり。
【料 金】2万2000円(税込) ウエルカム カクテル含む ※ドリンク代は別途
【人 数】限定20名様(完全予約制)
【予約方法】参加希望の方は、ラ・メゾン・クレール1853まで
お電話(098-963-6565)のご予約をお願いいたします。
若干名ご予約可能ですので、お早めにご連絡ください。
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